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~61.1kmの日常~

JR北上線全線開通100周年記念シンポジウムを開催しました!

2024.10.31

10月6日(日曜日)に横手市駅前町のJA秋田ふるさと本店にて、スペシャルゲストにガレッジセールのゴリさんをお招きし、JR北上線全線開通100周年記念「シンポジウム」を開催しました。

シンポジウム前に初めて北上線に乗車したゴリさんに北上線の活性化に向けたアイデアを次々と披露いただき来場者約200人が耳を傾けました。

ゴリさんからは「エンタメの世界にいるため、楽しいから乗りたくなるようなことがまず浮かぶ」として、車両の先頭部分にバルコニーのようなスペースかガラスの扉を設けるなどして線路上を走行していることをよりリアルに実感してもらうことや車両最後尾の外側にナマハゲやカッパなどが走っている姿の人形を置けば、列車を追いかけているように見えて乗客以外も楽しめると提案いただいたほか、15ある駅全部が注目されるように「殺人事件」の犯人を推理するミステリーツアーとして、各駅にヒントを掲示し、終着駅で犯人を当てれば景品がもらえるようにすることや各駅に写真が撮りたくなるような人気アイドルなどの等身大パネルを置くことを提案いただきました。また、「トンネルが多く長いため、トンネル内にイルミネーションを施すことで、話題性ができ、メディアが取り上げられ、若い子たちもいっぱい集まるのでは」ともお話しいただきました。

北上線が全長61.1kmで普通列車での移動が約1時間20分という距離感については、列車の旅を楽しむには適度な長さと強調。「自然の力は大きい。魅力アップを図るには、この地域ならではの雪や紅葉といった素材を使わない手はない」としたうえで、「間、間で飽きさせないエンタメを入れること」についても言及しました。

質問コーナーでは、横手市内の高校3年生から「北上線を毎日通学利用する高校生に対し、東京の電車内と同様に電光掲示板を設置することで沿線地域の魅力や情報を若者に発信できるのではないか。また、その電光掲示板に、ゴリさん提案のミステリーツアーに絡めたストーリードラマやアニメーションなどが表示されれば、より楽しい列車ライフが送れるのでは」との提案をいただきました。このほか、会場からは新幹線への接続や駅から観光施設へのアクセス、北上線のビュースポットの整備についてもご意見をいただきました。

1日時 令和6年10月6日(日曜日)午後2時~午後3時30分

2場所 JR秋田ふるさと本店3階大会議室

3プログラム

 ■ ゲストトーク「北上線の魅力発見」

   ゲスト:ガレッジセール ゴリ

   進行:秋田テレビ株式会社 アナウンサー 菅原 咲子

 ■ トークセッション

   パネリスト:ガレッジセール ゴリ、横手市長 髙橋 大、

         西和賀町長(JR北上線利用促進協議会 会長) 内記 和彦

   進行:秋田テレビ株式会社 アナウンサー 菅原 咲子

4主催 JR北上線利用促進協議会